先日、7月末に開催されたJOCの最終選考会のビデオを見せていただく機会がありました。 これまで毎年複数名をJOCに送り込んできた自負もあるので、練習内容には自信もあったのですが、今年は1人だけでした。 最終選考会までは、多くの子たちがいけたんですけどね。 「コロナのクラスターが出て選考会に参加できなかった」とか、中には「選考会があることを教えてもらえなかった」(←これ、最悪な顧問やと思います)など、言い訳はいっぱいあります。 でも、結局は力が足りなかったし、力の足りない子たちに、どうやって戦うか?を教えてあげられなかったんじゃないか?と、自分自身の反省もいっぱい。 最終選考会を客観的に見ていると、目を引く子が複数名いて、その子は選ばれているようです。 つまり、目を引く何かが必要なのです。 背が高い子はもちろん有利ですが、他にも背が高い子はいるわけで、そんな中で目を引いていかないといけないし、背が低い子は、背が高い子以上に爪痕を残さないと選ばれない。 今年の選考会を見て、いろんなヒントを得たので、先々週あたりから練習内容をガラリと変えました。 これが正しいかどうかの答えは、1年後にならないとわかりませんが、子供たちの反応は変わってきたように思います。 毎週、新しいことをひとつずつ教えていってるので、「聞き漏らしたくない!」「練習休みたくない!」という気持ちが出てきているように感じます。 最近は、「試合なので休みます」とか、「終日練習試合やったので休みます」という連絡も多かったのですが、「今日試合なんですが、子供が絶対行くと言ってるので少し遅れますが参加します」という連絡に…。 自分自身、サボってきたつもりはないですが、子供たちの興味を引くような練習内容になっていたのか?と振り返ったときに、もっとできたんじゃないか?と思います。 JOCクラスと中・上級クラス。少しだけレベルの差をつけてやってましたが、今はまったく違うものにしています。 JOCクラスは、やっぱりワンランクも、ツーランクも高いレベルのものをやっていって、府県内でトップクラスの選手を育成していくプログラムにしていかないといけないなと。 結局、選ばれなくて泣いてる子の姿は見たくないのです。 3年生には、これから進学して通用する技術を身に付けてくれるように、2年生には、もうすぐ地区別対抗戦の選考会(事実上の一次選考)に選ばれるように、1年生は早い段階でレベルの高い技術に触れられるように。 そんな練習にしていこうと思っています。
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