top of page

ジャイアントキリング

更新日:2022年5月4日

ジャイアントキリング…スポーツの試合などで、明らかに格上の相手から勝利をもぎ取る、いわゆる『大番狂わせ』を意味する表現。

現在、大阪ではGWの風物詩ともいえる『黒鷲旗』が開催中です。 僕が指導している中学校の生徒にそれを言うと「???」黒鷲旗って何?っていうレベルでした(笑)


出場チームは選考委員会が決めるので、どういう基準なのかよくわかりません。 男子はV1から10チーム、V2から1チーム、大学4チーム、高校1チーム。女子はV1から11、大学3、高校1、関西枠1(謎)。だそうです。男子も近大が出てるから、それが謎の関西枠なのか?? それはそうと、大学生や高校生がVリーグチームに立ち向かっていく試合が見れるし、最近は学生バレーのレベルが上がっているので、なかなか面白いです。 昔は順当にVリーグチームが当たり前に勝って、当たり前に決勝トーナメントに進出していましたが、最近は学生バレーのレベルが上がっているので、高校生や大学生がセットを取ったり、勝ったりすることもあります。 学生たちの格上チームに立ち向かう勇姿と、Vリーガーの負けられないプライド。失うもののない学生たちは、怖いもの知らずな開き直りがあり、絶対に負けられないというプレッシャーの中で戦わなきゃならないVリーグチームは非常にやりにくいはず。 今大会は、早稲田がJTや富士通を倒し、鎮西が順天堂大学を、中央大が大分三好を倒しました。 早稲田は2勝したにもかかわらず、決勝トーナメントには進めず、予選終わってみれば結局はVリーグチームばかりだったんですけどね…。

ジャイアントキリング(巨大なものを殺す)、倒す方は爽快ですよね。日本人は弱い者の味方的な傾向もあるので、学生がVリーグチームといい試合してると、だんだん学生側を応援しちゃいます。そんな中でもVリーグチームは負けちゃいけない!っていう相当なプレッシャーが…。 自分は高校時代の春高予選で、鎮西と熊工という2強の一角を倒し、初めてのジャイアントキリングを経験しました。 大学でも、何度か格上のチームを倒したり、実業団でも西日本大会で元日本代表ばっかりのチームを倒したりした経験があり、それらの試合は今でも良い思い出です。 だからこそ、今教えてる子供たちには、諦めないことや、立ち向かうことを伝えたいんですよね。 先日のブログ『自分ならできる』にも通じることですが、周囲の評価・評判にとらわれず、純粋に自分の好きなバレーボールを精一杯やることで道を拓く。 JOCの選考に残ること、私立の名門を倒すこと、その気になれば夢は叶うと…。 いつか自分が教えてる子供たちに、ジャイアントキリングを経験させてあげたい! 僕の夢のひとつです。

閲覧数:100回0件のコメント

最新記事

すべて表示

バレー部がない?!

日本の少子化は深刻な社会問題となってますが、学校の部活動にももちろん影響しています。 全国の部活動活動実態調査では、そのほとんどが減少傾向にあります。野球、サッカー、バスケなど、人気のスポーツでさえも減少傾向にあるのは、少子化の影響をモロに受けているからです。...

部活動する以前の問題

学校の部活動では、バレーがしたくてバレー部に入部したのに、バレーとは関係ないことで怒られたり、子どもたちからすると「理不尽だ」と感じるようなことの連続です。帰宅すると、「わけのわからんことで怒られた」とか、「1時間くらい説教されてたから、ほとんどボール触らんかった」なんて話...

発達障害とかいう現代病について

まずはじめに、『発達障害』という言葉を多用していることについて、違和感を抱きながら書き綴っています。障害と表現していいのか?現代病という『疾病』のような扱いがふさわしいのか?他の適した表現がわからないまま、このブログを書くことにしました。...

Comments


bottom of page