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ファイブボンバー!

今回はレッスンの一部をチラリ。。。

先日のJOCクラスのレッスン♪


ファイブボンバーという5対5で行うラリーの練習です。



前衛2枚(レフト、ライト)、後衛3枚(バックライトがセッター)で、スパイクはクロスにしか打ってはいけない。ブロックはストレートにしか跳んではいけない。というルールです。


トータルディフェンスの練習で、ブロックは『止める』ではなく『塞ぐ(ふさぐ)』、レシーブはスパイカーが打ってくるところへ位置取りするというもの。


細かい動きは他にもいろいろあるんですが、レシーブしてからセッター以外の全員が攻撃に参加して、全員でコートを守ります。


コースがクロスとわかっているので、レシーバーはクロスに守ればいいし、来るとわかっているからサボることもなくなります。


つまり、試合の中で、ストレートは絶対ブロックで塞ぎ、抜かれたコースはレシーブで上げて切り返すという単純な約束事が守られれば、ずいぶん楽に試合を運ぶことができるわけです。


ストレートを抜かれたり、ブロックアウトをとられたりすると、ブロックの責任。クロスにきたボールをレシーブできなければレシーバーの責任となり、責任の所在もハッキリします。


『チームスポーツあるある』ですが、『上手な人がそうでない人のせいにする』こともなくなり、また、ボールの近くにいた人に責任を押し付けるなんてこともなくなるわけです。


週に1回集まったメンバーで、これだけのラリーができるので、毎日練習を共にしているチームであれば、もっと緻密な約束事を決めて、いろんなことが可能になると思います。


バレーボールではコートを9分割にゾーン分けします。例えば、「レシーブは8番に上げよう!」とか、

「Bクイックはスロット3、Bセミはスロット4にトスを上げる」とか、「バックアタックをどのスロットから打つか?」という時に使います。


私のレッスンでは、ゾーンはそのまま使いますが、スロットは中学生には難しい(そこまで精密な使い分けができない)ので、5分割にして使用しています。


多くのチームは、A君はココ、B君はココと、守備位置が決まっていて、違うところに守っていたりすると怒られます。ママさんでもよくある話です。


しかしながら、バレーボールは生きたボールをプレーするわけで、トスの位置やブロックの跳ぶ位置など、さまざまな条件によって、飛んでくるボールは違うわけで、さまざまな状況判断をしながら位置取りしないといけないわけです。


動画の中には、初めての練習で理解できていない子もいますが、こういう中で練習することで、『考えてプレーする』ことが身についていくのです。

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