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今年は今年のやり方

日曜のレッスンは、順調といって良いくらいにレッスンできています。 これから、多少の入れ替わりはあるでしょうが、だいたいこのメンバーでやっていくんだろうなーって感じになってきました。 日曜は考えていたよりも小学生が多めです。時間も19:00~22:00 小学生にとって、22:00まで練習して帰宅して翌日学校に行くとなると、相当しんどい週の始まりです。 もちろん中学生にとっても同じ。 ですが、「それでも練習会に参加したい!」というヤル気に満ちた子たちばかり。 所属チームや部活の練習があり、中には保護者の方より「一日中練習試合なので休みます」と連絡があったはずなのに、子供が「行く!」と言って、わざわざ車で1時間以上かかるのに参加した子も。 そんなん、子供はもちろんですが、親もクタクタやん!(笑) しかも、試合会場から練習会会場に向かう途中にお家があったのに…。絶対、親は家の近くを通るとき泣いたはず(笑)

身体はしんどいけど、なんか気持ちいいな。一週間頑張れそうやな!と思えるような月曜日だったらいいなと思います。

練習会に参加する子は、ほとんどが『人見知り』です。ってか、現代の小・中学生の97%は人見知りなんじゃないでしょうか?(個人的な感覚) お問い合わせいただいた時も、だいたい「ウチの子、人見知りなんで…」と言われますが、今や人見知りがスタンダードなので、今後は人見知りしない子だけ、「ウチの子は人見知りしないので」と言って欲しいです(笑) そんな人見知り集団も、少しずつですが会話が増えてきました。 先週末の練習会には、新規の中学2年生が参加。 初めて参加した子のほとんどは、開始15分くらいで落ち込みます(笑) 練習がスタートすると、まずコーディネーション系のボールトレーニングからスタート。いわゆるバレーボールで大切な『周辺視野』『切り替え動作』『ボールコントロール』など、神経系を鍛えるものですが、ほとんどの子ができないので、「オレ、ダメかも…」となるわけです。 そんな時は、できる子が声をかけ、やり方やコツを伝授します。 乏しい語彙力を駆使して(笑)、一生懸命説明する姿がこれまた微笑ましい。 よほど困ってない限りは、僕は助け船を出しません。 教えることは二度学ぶこと。 自分はわかっていても、できない子にわかりやすく説明するのは難しいものです。 自分もできなかった経験があるので、それを役立てながらアドバイス。これが学びであり、相手の気持ちになって考えることなのです。 先日は、小学生の男の子が、中2の子に一生懸命教えてて、なんだか笑けました。(しかもタメ口やったし笑) 練習会に参加する子たちには理由があります。もっと上手くなりたい!レギュラーから外されて悔しい、怒られてばかりでどうしたらいいかわからない、何かしらの悩みを抱えているのです。 誰も知ってる人のいないところに、人見知りが飛び込もうとするわけですから、それだけで勇気ある行動力。僕はその気持ちを尊敬しています。 その人見知り同士が少しずつ打ち解けてバレー仲間となっていく。その成長を見るのが、ホンマに楽しい♪ これまでやっていた練習内容とはガラリと変えて、基本的なことを細かく丁寧に指導しながらやってます。 これが今年の指導なんやと…。 去年までやっていた練習だと、フォームも良くないままになってしまいそうやし、しっかり基礎を学んでもらいたい。 例えて言うと、建築です。 土台のないところに家は立たない。土台が緩いと倒壊するし、土台が狭いと小さな家が建ち、土台が広いと大きくて立派な家が建ちます。 今年はこの土台造りが特に重要だと思ってます。 もちろん、中には上手な子もいるので、その子たちは、リフォームです。改築と増築。できることを増やし、傷んだ部分は修正です。 隣り合った家の建築と改築を同時にやっているところは見かけたことはないですが、僕ならできるかなと…。余った角材をもう片方に回したりしながら、いっぺんにやっている感じ。 これが今年のやり方で、今年のカラーなんだと思います。

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