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初心を思い出して

新年度がスタートし、新たな環境に戸惑いながらも部活動に入部したり、何か新しいことを始めたり、気持ち新たに頑張ろう!と決意したり…。4月はそういう時期ですね。 練習会も、入れ替わりの時期というのを実感している今日この頃です。 昨年度は中3(今の高1)が多かったので、4月からどうなるんだろう?レベルが落ちるんだろうなーって思って、不安もいっぱいでした。 高校進学と共に各地に散ってしまい、部活もたっぷり練習なので、例年の流れから考えても参加は厳しくなるもので、去年の中3は小学生の頃から面倒見てきた子たちなので、その不安も例年以上に大きかったんですよね。 レベルの高い練習をやってきた自負もあったので、正直、レベルが落ちることへの懸念が大きすぎました。 そして、不安の中スタートした日曜レッスン。 予想どおり、みんなヘタクソでした(笑) でも、自分のことを見つめ直し、振り返ってみたんです…。 最近の自分は、デキル子たちにより高いものを教え、さらに練習もある程度は自分たちで球出ししたりできていたので、ある意味『楽』をしていたんじゃないか?と…。 そして、去年まで教えてきた子たちも、最初はヘタクソやったやん!って…。 できないことができるようになったり、新しいことを覚えたり、そういう感激や感動を忘れかけてたんじゃないか?と…。 わかりやすく説明すると、レベル5の子たちを、6や7に引き上げていただけで、それってわりと簡単っていうか、自分の得意分野なのでホンマに楽していたのかも? この4月からスタートしたクラスはレベル1~2の子たち。それを引き上げていかないと、5も6も7もないのです。 中にはレベル5の子もいます。 本来、レベル1の子と、レベル5の子では、どちらかに合わせれば、片方が物足りなく感じたりするもの。でもそれを共存させてこそ、自分のレッスンなんだ!と、気持ちを新たにすることができ、今は毎週日曜が楽しみになってきました。 たぶん、こう考えれるようになったからこそ、毎週参加してくれるようになってきて、そして、保護者の方々も楽しく見学できているのだろうと感じています。 知らない間にマンネリ化してたことを教えてくれたんじゃないかと…。 振り返れば、保護者の方々が3時間もずーっと見学してると退屈なんじゃないか?と思ってましたが「見てるのが楽しい!」と、週を追うごとに見学者が増え、見学スペースとなっている舞台の上はいっぱいでした。ここ最近、同じような感覚があります。 表現が難しいですが、やり方の説明や意識するポイントなどを細かく伝え、積極的に見本を示し、自分自身が3月のレッスンとは比べものにならないくらいの運動量です。 帰宅するとクタクタですが、心地よい充実感。 前回ブログの座右の銘ではないですが、自分自身が楽しんでいれば、参加している子どもたちも、見学している保護者の方たちも楽しくなるんだと、初心に戻ってレッスンできています。 このレベル1の子たちを、どこまで引き上げていけるか??僕自身もワクワクしているし、自分自身への挑戦でもあります。 これまでは、レベルの高い動画じゃないと…って思ってましたが、今のレベルも全然恥ずかしいことじゃない!って思うことができているので、複合練習の様子をちょっとだけ⬇️⬇️⬇️

みんな、頑張っていこーーー!

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