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日曜は基礎

日曜の練習会は、これまでと変わらず、楽しく練習して、楽しくスキルアップ!をモットーに、学校や所属チームではやったことのないような練習ドリルをやりながら、基礎を身に付けてもらえるような内容でやっていきます。 JOCに選ばれたいけど、「自分は基礎ができてない!」と感じている子は、両日参加する子も増えてきました。 みんな、このクラスに集まってる時点で、「うまくなりたい!」というモチベーションの高い子たちばかりのはず?!?! 中には「ここに来れば自然にうまくなる」「上達させてくれる」と勘違いしてる子もいるので、そういう子には容赦なく注意します。 「ちゃんと話を聞きなさい」「わからなかったら周りに聞きなさい」と、もっと能動的に練習に参加するように。 「できないことは叱らない。でも、やらない(やろうとしない)ことは許さない」 公立の部活やったら、保護者がゴチャゴチャ言ってきそうなことですが、部活が終わって疲れてても参加してるので、「せっかくやから上達してほしい」と思うのです。 保護者さんも、遠方から車で送迎したりしてるので、貴重な時間を我が子のために割いているわけです。 練習会なんか行かずに家にいれば、お皿を何枚洗えるか?洗濯や掃除もできるし、ゆっくりする時間もできるのに、わざわざ送迎して、ずっと練習する姿を見てるだけ。 子供たちは、それを知っておくべきだと思います。 自分のためだけに時間を割いてくれていることを。 一方で、保護者さんたちは、「子供がイキイキと頑張っている姿が見れて嬉しい」と言ってくださっているので、そういう空間を作り続けていくのが僕の使命です。 土日の練習会は、毎週いつも楽しみです。今日はこれを教えてあげよう!あの子は上手になってるかな?と、子供たちに会うのが楽しみなので、たとえ疲れていても「これから3時間も指導しなあかんやん」と思ったことがありません。たぶん、そんな風に思ったら指導しちゃいけないのかも? 『共に学び、共に成長』は、この練習会の基本理念です。 下手な子は上手な子に技術を学び、上手な子は下手な子の必死な姿を見て、できるようになって忘れてしまっていたがむしゃらな気持ちを思い出す。下手な子にも、ちゃんと役割があるのです。でも、受動的に取り組んでいると、そこにはお互いに学びがない。 そして、いつか自分ができるようになった時に、できない子に教えていくことで時代が回っていきます。それが自分を成長させてくれているバレーボールへの恩返し。保護者さんや応援してくださる方々への恩返しでもあると思います。 子供たちも成長するのと同時に、僕自身も成長できています。

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