やっと完読しました。 『20歳のソウル』
作曲家になることを夢見ていた青年が肺癌のため二十歳の若さで亡くなった実話をもとにした本です。 二十歳の若さで亡くなったというより、20年間人生を精一杯生ききった子の話といった方が適切かもしれません。 無念だったであろうことは想像するに難しくないことですが、
「俺は死んでも、俺の音楽は生き続ける」
という彼の言葉が、我が人生に悔いなしと語っているようです。
僕はノンフィクションものが好きなので、実際にあった話と思って読むと、必ず『自分はどやねん?』と問いたくなります。 精一杯生きてるだろうか?明日は当たり前に来ると思ってるんじゃないだろうか? コロナ禍になって、『当たり前のことが当たり前じゃないことに気付いた』なんて言葉をよく耳にしますが、果たしてどれだけの人がそれに気付いてるんでしょう? ケガをして、バレーができる幸せに気付きます。でも、本当に気付いてる人は少ないかも? 喉元過ぎれば熱さ忘れる。 時間が経つと、ケガしたことなんてすっかり忘れてしまいがちです。 『死』と隣り合わせになった青年だからこそ、「今日も無事に目覚めた~。よかった~。俺、幸せだ~」と、一日一日思うことができるんだと思います。
大阪でも蔓延防止重点措置が適用されます。何がどう制限されるのか明示されていないので、自分の生活がどう変わるのか?バレーボールを取り巻く環境がどう変わるのか?わかりません。
周囲では、学校が休校になった、チーム内に感染者が出て練習が中止になった、家族が濃厚接触者になり、自分は認定されてないが念のため…というような声が聞こえてきています。そして今日、指導している中学校に感染者が出たため、急きょ部活が中止になりました。
まだまだコロナショックの収束は見えてきません…。
これまでもやってきたように、バレーボールをやりたい!練習したい!という”バレー熱”の灯を絶やさぬよう、自分にできることを丁寧にやるだけです。
『20歳のソウル』を知って、この動画を見て、本を読みたいと思いました。よかったら見てください。
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